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求人情報になぜ実働8時間と書かれているのか

労働基準法では1日の労働時間の上限を8時間としていて、就業規則を定めるときは1日の労働時間が8時間以内になるようにしなければいけません。
残業に関しては別途36協定などを提出していれば行わせることができるので、8時間以上の仕事をするときはあるでしょう。
その時は時間外賃金が支払われます。
ある会社が出す求人情報を見ると勤務時間の横に実働8時間と書かれていました。
勤務時間は9時から18時までとなっていて9時間職場にいないといけないようです。
これは勤務時間としては9時間設定されているが、そのうち実際に働くのは8時間であることを意味します。
その他の1時間は休憩になります。
労働基準法では8時間を超える労働には1時間の休憩、6時間を超える労働には45分の休憩を与えなければならないとしています。
労働基準法通り8時間以内となると一応は45分の休憩でも構わないのでしょうが、多くの会社では8時間勤務と1時間の休憩をセットにしています。
休憩の設定時間は各社で異なるので確認しましょう。

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